現在、ソウルで働いているアラフォーです。
子持ち、犬持ち、韓国人の旦那付き、ですが。
今は、結婚ビザから永住権取得し働いているので、ビザにはなんの苦労もないのですが。(永住権の改正があって若干面倒くさいことにはなってますが。)
ちょうど15年前は、就労ビザで働き、ソウルに住んでいました。
15年も昔ですみません。
昨今、韓国に住みたい!韓国で働きたい!という方々が15年前よりも何倍も増えました。彼ら彼女が最も直面するのが、ビザの問題。
結論からいうと
韓国語だけできてもビザはおりない。
韓国語は武器にはならない。
手段の一つにしかすぎない。
ということでしょうかね。
10代の方にいうなら、
留学で韓国にきて韓国語を学ぶのもいいけど、ある程度韓国語ができたら、大学で韓国語を専攻せずに、理系か法律系の分野を専攻しろ。
20代の方にいうなら、
まずはワーホリ。使い果たしたら日本で一回職歴つけて来い。
30代の方にいうなら、
何らかの士業(弁護士・会計士・弁理士等)をとってきてください。
あるいは起業する気できてください。
と、色々えらそうにいってますが、
私がやったのって、ワーホリと日本での職歴くらいですから。
でも、こうしておけばよかったなあ、ということが多々あります。
現に、ビザが問題ない今、出産後の社会復帰はこれまた大変でしたので。
そんな数々の理由を、簡単に書いていけたらと思います。
その前に、まずは、私の15年前のお話しからでも。
日本で大学卒業後に、一旦ワーホリでソウルに入り、
出版会社でバイトをしながら、就職活動をしていました。
ちなみに、大学では「朝鮮語」専攻の、言語オタでした。
大学のときに、1年間韓国留学。語学堂を卒業しました。
卒業前に韓国語能力検定6級(今のTOPIK)を取得。
とはいえ、今の韓国語学習者よりも韓国語は下手でしたよ。
求人情報
さて、就職活動といっても、今も変わらない下のサイトで履歴書登録して応募するのみ。
何件か履歴書をだしましたが、最初に連絡が来たのは、
ヘッドハンティング(スカウト)から。
日本の皆さん。スカウトから連絡きたら、とにかく面接いってください。
どんな職種であろうと。
大量募集なテレオペとかもあるので、そこは要注意ですが。
スカウトを使っているところは、まず、大手企業。
そして、大手は、ビザがでやすい!
最初のスカウト。
日系の大手製薬会社でした。
日本人が数人いましたが、私一人最終面接まで行きました。
で、落ちました。😭
ハンターには、ビザがちょっと面倒みたい。と言われたのですが、
後々、単に私の実力不足だと感じました。
ビザ問題にまず直面した私は、
ワーホリビザを取るときに、領事館の領事の面接があったのですが、
そのとき、何かあったら連絡してねと渡された領事さんの名刺があったのですが、
早速電話しました。
(今ならありえなさそうww)
韓国は人脈の世界!このチャンスを逃すわけにはいかない。
すると、入国管理局に知り合いの課長がいるから、コンタクトとれるようにするよ。
といわれて、
早速入国管理局にいって、課長さんにお話しました。
(これも、今ではありえないだろうな・・・)
すると、
「あなたは、韓国語が専攻だから、企業で翻訳や通訳をしてもビザはでますよ。
もし、日本での専攻が「翻訳」と関係ない経営学部や文学部などなら、貿易会社であろうと、翻訳という業務でビザはだせません。」
と言われました。
大抵、韓国で仕事を探す日本人は、通訳や翻訳メインで探しますが、
日本での大学の専攻が「韓国語」でないと、まずビザはおりません。
業務が大学の専攻と一致していないと難しいのです。
そして、ワーホリで韓国入りしてたった2ヶ月で、
私は、大手法律事務所での勤務が決まりました。
つづく。
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